【50才を過ぎてなお】若者より「10%」骨密度が高い理由とは?

骨密度の検査結果(中年男子) 1ミリの生長

無事に人生の折り返し地点(50歳)を迎えたこともあり、約8年ぶりに人間ドックを受けてきました。

結果は、お見事「メタボリック予備群」と診断されたくらいで、とても健康でありました♪

たくさんの検査結果の中でも、なかなかの良い数値だったのが、「骨密度」です。

「骨密度測定結果」を見てみると

わたくしの骨密度(+の印)は、水色ゾーンにあり、正常の範囲内です。

「腰椎L.234」を測定した結果、1.155g/c㎡とのことでした。

といわれても、全くピンと来ません。

そもそも骨密度と聞いて連想するのは、「骨粗しょう症」→「骨がスカスカ」ですが、このスカスカ具合は、1cm✕1cmの面積あたりに、カルシウムやリンといった骨を構成するミネラルの量がどれだけ詰まっているかで判断されます。

わたくしの1.155gはかなり大量に詰まっている部類なのでしょう。

骨密度が最も高いとされる32歳の若い人と比べても、「110%」の数値を叩き出しており同年代と比べて「117%」とのことでした。

最後のコメントでは、「これからもバランスのよい食事適度な運動を心がけましょう」とのご指導をいただきましたので、これからも忠実に守ってまいります♪

「バランスのよい食事」と「適度な運動」を心がけます

 

骨密度が高い「要因」は何なのか

さて、「なぜ数値がよいのか」については、理由はよくわかりません。

牛乳もサプリメントも、長らく飲んだことはないですし、スポーツジムの会員でもありません。


「何か特別なこと」をしているつもりはなく、コメントにある通り、好き嫌いをせずに何でも食べて、適度な運動をしている、ごく普通の暮らしぶりです。

おそらく延々とご先祖様から受け継いできた「遺伝的な要素」が大きいのでは?と勝手に想像しておりますが、それでは身も蓋もないので、わたくしの生活習慣を少しばかり振り返り要因を分析してみたいと思います。

もしかすると、骨密度にお悩みの中高年の方々にとって、わたくしの「ちょっとした習慣」が、骨密度アップの「何かしらのヒント」になるかもしれません。

では、わたくしの「もっともらしい習慣ベスト3」と、「怪しげな習慣ベスト3」とを、それぞれ以下ご紹介させていただきます。

 

もっともらしい習慣ベスト3

【第1位】運動する(ジョギング)

重力に逆らって、骨に刺激を与え続けます。

若かりし頃こそ、バスケットボールなどの運動にも取り組んでいましたが、その後は20年ほど運動らしい運動から遠ざかっていました。

そんな中、2015年に始まった「第1回金沢マラソン」をきっかけとして、一念発起ポチリとエントリーをして、ジョギングを始めました。

とは言え、気が向いたときに(1ヶ月に2回くらい)、気持ちばかりの距離(約5キロ)を走るに過ぎません…

よって、マラソン本番でも当然速く走ることはできず、必然的に「5時間以上」も走り続けることとなります。

長時間にわたって重力に逆らい骨に刺激・負荷を与え続けることによって、わが骨は強く逞しくなったのでありましょう。

 

【第2位】日光を浴びる

紫外線を浴びて、ビタミンDを生成

釣りを趣味としております。
夏場などは、職場でも1、2を争う真っ黒さとなります…

昨今では、紫外線は完全に悪者扱いをされ、皆さん極力避けておられますが、紫外線を浴びることによって、食事だけでは摂取しづらい「ビタミンD」を体内で作り出すことができます。

このビタミンDには、カルシウムの吸収率を高めてくれる働きがあります。

日射しをどんどん浴びて、真っ黒になりながら、どんどんカルシウムを吸収した結果、骨も丈夫になってきたようです。

 

【第3位】納豆を食べる

朝一番の、貴重な栄養素「ビタミンK」

長年、朝食に納豆を取り入れています。
(と言いますか、長年納豆ごはんのみです…)

納豆には「ビタミンK」が豊富に含まれており、ビタミンDと同様、骨の強化に役立ちます。

朝一番に摂取した貴重な栄養素「ビタミンK」を、大事に大事に吸収しているものと思われます。

 

以上、わたくしの骨密度の高密度化に、科学的知見からも、なにがしかの良い影響を及ぼしていると思われる要因を挙げてみました。

ただ、こちらの「もっともらしい習慣ベスト3」については、すでに多くの方が実践されている可能性が高いでしょうから、むしろ以下に続く「怪しげな習慣ベスト3」のほうが、案外ご参考となるかもしれません。


怪しげな習慣ベスト3

わたくしのちょっぴり「怪しげな習慣」をご紹介させていただきます。

怪しいとは言いましても、わが身をもって一定期間「継続して取り組んでいる」ことは間違いなく、科学的な関連性は十分に証明されてはいないかもしれませんが、何かしらの「良い影響」を与えているものと思われます。
(歯切れが悪くて、すみません…)

【第1位】骨ストレッチ

あまり聞き慣れないかと思いますが、わたくしはこのストレッチをかれこれ6年続けております。

こちらの「骨ストレッチ」をごく簡単にご説明しますと、「手首などの関節を、親指と小指で挟みながら、ストレッチをする」というものです。

この骨ストレッチをすると、理屈は未だによくわからないのですが、足が速くなったり、身体が柔らかくなったりするらしいのです。

創始者の松村卓さんによれば、「末端を制御することで体幹に刺激が伝わりやすくなる」「体の節々を押さえることで、手足と胴体が連動しやすくなる」という理論らしいのですが、正直よく理解できておりません…

弥勒菩薩の印相もヒントになったとのこと

たとえアタマで理解できなくとも、骨ストレッチをすることで、実際に身体が楽になったり、肩こりが和らいだりするので、6年もの間ずっと続けている習慣であります。

↓ 詳細は、下記の本をご一読願います

 

【第2位】くるみを食べている

美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいます

くるみは、単純に美味しいのと、肌や頭髪のツヤ・コシがよくなるような気がするので、よく食しています。

くるみを食べ始めて、まだ2年ほどしか経っていないため、骨密度アップとの関連性はまだまだ薄いのかもしれません。

ただ、体内の骨「高齢者でも5~10年ですべて入れ替わる」ということから計算すれば、「まだ2年」とはいっても、全体の3割ほどは「くるみの効果を享受した骨」とも言えます。

くるみの成分には、銅やマンガン、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
いずれのミネラルも骨の形成に必要なものであり、骨密度の数値に大きく関わっております。

【第3位】信じる心

「信じる」ことで「継続」できる

1位の「骨ストレッチ」も、2位の「くるみ」も、実際に取り入れてみると身体の調子が良くなることが「体感的に」わかるので、健康に良いと「信じて」続けております。

この「信じる心」が、より健康の増進を加速させ、「信じるものは救われる」の境地に達しつつあるのではないかと、内心信じてやみません。

「信じないことには、継続できない」ので、ある意味もっとも大事な要因とも言えます。

おわりに

こんなに骨太なわたくしは、れっきとした「メタボリック予備群」と診断されており、内臓脂肪もでっぷり付いているらしいのです。

これは、食後のくるみ習慣(脂肪分が多い、大量摂取)が原因に違いありません。

最近は暖かな日も増えてきたので、ようやく正統派ベスト1のジョギングに本腰を入れ始め、あわせて食事量も少し見直し、食後のくるみドカ食いの頻度や量を減らしつつあります。

すると「内臓脂肪はすぐ落ちる」とのウワサのとおり、少し意識を高めて、少し行動に移すだけで、あっという間にズボンが楽になり、見た目のボッコリもへっこんできました。

運動をすれば、お腹周りがスッキリするだけでなく、心もスッキリするし、アタマも整理されるし、本当に運動はいいことばかりです。

この調子でジョギングを続け、久しぶりに金沢マラソンに出場したいと考えております。
40代半ばで初挑戦した第1回金沢マラソンから数え、かれこれフルマラソンを3回完走しました。

ただ、いずれもタイムは5時間30分くらい…

なので、なんとか30分タイムを短縮し、初の「4時間台」を目標として、10月30日の本番に照準を合わせ、精進してまいります!

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