「100歳まで健康に過ごす」と勝手に宣言し、近頃は「体力増強」に取り組み始めております。
ジョギングなどの運動習慣も、少しずつ身に付いてまいりました♪
そんな中、とある平日の昼下がり、下の子とバドミントンをすることとなり、近くの体育館に行って軽快にシャトルを打ち返し続けておりました。
しばらくすると、隣の半面コートには、とうに退職されたと思われるご年配の方々が、続々と集まってまいります。
どうやらシニアのフットサルチームの練習日のようです。
さすが皆さん、普段から運動をされているせいか、見た目も身のこなしも、同年代の方々と比べても格段に若々しく、改めて「運動って大事なんだな」と確信いたしました。
さらに、シャトルを拾いながら隣のコートをちらちら観察していたところ、皆さん共通して「背筋がピンと伸びている」ということに気が付きました。
若く見えるためには「姿勢」が大事であるようで、「背中が丸まる」と途端に「老けている」ように見えるのだとピンと来ました。
その日以来、「わたしも若く見られたい」と願望し、単細胞極まりないうえに、恥ずかしげもなくすぐに実行するわたくしは、筋肉痛に顔をしかめながら、背筋を伸ばし、胸を張ることといたしました。

1週間背筋をピンと伸ばして過ごしてみたところ、毎日がすがすがしい気持ちになり、根拠のない自信も湧いてきて、明るく楽しく過ごせるようになってきました♪
このようなちょっとした「行動のコントロール」によって、容易に「心もコントロールできる」という事例であります。
(まずは、変えやすい「外形」を整えて、連動する「内面」を変える方法)
本日も姿勢を正して読書をしていると、なんと「背筋をビーンと伸ばして、何かを心から願えば、ほぼそのとおり、望んだ姿が実現される」という一節を見つけましたので、以下に引用してみます。
~引用文~
外に出るときは、常にあごを引き、背筋を伸ばし、深く呼吸をする。
太陽の光を浴び、友人に笑顔で挨拶し、心を込めて握手をする。
誤解されることを恐れず、1分たりとも敵のことは考えない。
自分がやりたいことに心を定め、方向を変えずに目標に向かってまっすぐに進む。
自分が成し遂げたいと思うすばらしいことをいつも忘れずにいれば、やがて気づかぬうちに、その望みを達成するためのチャンスを手にしていることに気づくだろう。
サンゴ虫が必要な養分を海から摂取するように。
望み通りに、有能で熱意と価値のある人間になった自分の姿を、心に描こう。それが自分をそうした人間に変えていくことになる。
考えることは何よりも大事だ。
正しい心構えを持とう。それは、勇気と率直さと明るさである。正しく考えれば、何かが生まれる。すべてが願望から得られ、心からの祈りはすべて叶えられる。私たちは、心が定めたような人間になるのだ。
あごをぐっと引いて背筋を伸ばそう。
私たちは、さなぎの中の神なのだ。
~終わり~
「正しい心構えを持とう」と言われても、「心の持ち方」というのは、中々ムズカシイものですが、こちらの文章には多くの「ヒント」が散りばめられており、早速いくつか取り入れてみることにしました♪
デール・カーネギー著「話す力」の中で、米国思想家エルバート・ハバードの言葉として引用されていたものの引用であります。
ちなみにエルバート・ハバードは、「良い記憶力は素晴らしいが、忘れる能力は一層偉大である」との名言も残してくれており、最近あまりの物忘れの激しさのために、心配のあまり脳ドックを受けたばかりのわたくしのことを慰めてくれている、大層ありがたいお方です。
若い頃に読んだデール・カーネギーの著作「人を動かす」や「道は開ける」に関しても、ハバードの教えそのままに中身をすっかり忘れ、無駄にしてしまった…などということは決してありません。
感銘を受けたこの2冊の思想は、今もなおわたくしの心の奥深く「潜在意識」に強く影響を及ぼし続けております。
是非とも各ご家庭に1冊ずつ備えておいて、子どもたちにも引き継いでいきたい不朽の名著です。
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