【中古品の受験教材はOK?】初めてメルカリで購入してみた父の感想

参考書 受験 教材 大学受験

高校で使う教科書のみで、大学受験を乗り切るような「ツワモノ」がまれに存在することは事実です。

ただフツウの学生の場合は、受験勉強をするにあたって、問題集や参考書などの教材を、少なからず購入することとなるかと思います。

それなりに費用はかかりますので、お小遣いや各家庭の経済事情と相談しながら、教材を買い揃えていくこととなります。

わが子の教材購入事情

わが家庭では、教材に対する出費に対しては、意外と「惜しむことなく購入する」方でありました。

わたくし父もわが子の受験に協力いたしましたが、ほとんどは「教材の紹介」および「スポンサー」の役割に終始しております。

父は決して潤沢な資金を持ち合わせていたわけではありませんが、わずかなお小遣いの中から、「これは良い」と判断した教材については、ためらうことなく書店やアマゾンで新品を購入し、わが子にオススメしてきたものです。

それにしても、1冊あたり千円前後として、英語の教材だけで約15冊ほどは買っていますので、ざっと1万5千円がかかっています。

改めてこの金額を見て感じたことは、「この程度の金額で、学力向上を効率よく果たせたのだとしたら、全く高い買い物ではなかったな」であります。
※趣味の釣り竿なんて、一本でこのくらいはラクラクと超えてしまってしまいます…

とは言いながらも、なんとか出費を抑える方法も一応検討し、「中古品」を購入したこともありました。

中古品の購入(成功編)

中古品での購入となると、ブックオフなどの店頭か、ネットの「メルカリ」が思い当たります。

さっそく、初めて「メルカリ」を利用してみることにしました。

最初に購入した品物は、速読英単語の「CD」でした。
なにせ、新品を買おうとすると、アマゾンでは2,860円とかなり高額だったのです。

ところが、メルカリでは、「学校専用」と書かれた税込み638円の簡易パッケージ版が、より安く大量に出品されていました。

簡易パッケージであろうと、内容はほぼ同じとのことであり、CDであれば新品も中古品も品質に大きな違いはないことから、購入に踏み切りました。

このCDが、シャドーイングをするにあたって、抜群の大活躍を果たしました。

中古品の購入(やや失敗編)

英語の長文を「多読」する必要性があったことから、英語の「長文問題集」も、メルカリにて購入してみました。

4冊セット販売しており、新品だと合計4,000円するものを、1,200円で購入できたので、価格的には7割引きの、大変お得なお買い物でした。

ただ、長文中の随所において、丸囲みや下線などの書き込みがあったため、父がそれを消す作業が大変でしたし、消しカスも大量に出ました。

書き込みがあっても、ちっとも気にならないのであれば、良いお買い物であったとは思います。

ただ、変な読み方のクセが付いてしまっては困る時期でもあったので、労力をかけた消しゴム作業のあとでも「うっすら残る書き込み跡」のことも踏まえて、その後は中古品を購入することはなくなりました。

中古品を購入するなら、「現物の確認」が大事

上記の失敗例は、「ネット」での購入により、現物の状態確認ができなかったことが大きな原因といえます。

購入前に、出品者に対してお問い合わせを重ねたとしても、売り手と買い手との認識の違いも生じるであろうし、少なからず失敗は起こりうると思います。

ブックオフなどの店頭で、実際に手にとって状態を確認できるのであれば、中古品の購入も大いに検討する値はあります。

ただ、ほとんどの教材は「わずか」千円程度であり、教育のプロフェッショナルが作り上げた充実した内容を考えれば、非常にお買い得な価格設定ともいえます。

確認作業のためだけに、あるかないかも定かでない店頭まで、わざわざ時間をかけて足を運んだりするくらいなら、ネットで新品をサクリと購入してしまう方がよほど効率的で「お得なのではないでしょうか。

各ご家庭での様々な経済事情があることも承知しております。

わが子にはおそらく微塵もなかったと思われますが、「千円の出費以上分を吸収し尽くしてやるぜ」くらいの気概と貪欲さをもって、教材に接していれば、より一層学力向上に資するものとなったと思われます。

ちなみに父が受験生の頃は、さほど教材をもっておらず、一冊をじっくりとこなすタイプでありました。
(気概と貪欲さを併せ持っていたわけでもなく、単に勉強量が少なかっただけです…)

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